夕方、茗荷谷で打ち合わせを終え、携帯を見ると
プライベート携帯に母からの着信履歴。
そして、会社の携帯には、父から電話が・・
これは、何かあったかな?と私には珍しくすぐに
折り返した。
電話に出た父の声。「今、新宿~。お母さんと一緒にいるから
渋谷で会おうよ
」
まったく、マイペースな人たちだ!
まだ、仕事中だよ。
ま、いいかっ~と渋谷へ向かう。
109前で待ち合わせし、まずは、auショップへ。
昨年の母の日に、母が都内に出てきたときに私に連絡できるように
プレゼントした携帯の名義がずっと私のままになっていた。
私の名義でも支払は私だし、私の携帯とは家族割にも
なっていたので、不便はなかったんだけど、昨年末頃、
60歳以上プランというのがあって、そのプランがものすごく
安い事を知った。
メールはするハズないし、電話の「受け」専用だろうと思った私は、
その話を母にし、母はそれをずっと覚えていたみたい。
とりあえず、カウンターへ。
母はauショップに入る前から、保険証を握りしめていた。
運転免許も持っていないから、身分証明証といえば
保険証くらいしかない。
ちょっと嫌な予感・・
確か、保険証が身分証明書の場合は、公共料金の領収書が
必要だった気が・・
母は座ると、携帯と保険証をカウンター上へ出した。
要件を担当の方に伝えると、やはり身分証明証の提示を
求められた。
母は嬉しそうに、保険証を出す。
auの人は言いにくそうに、「これだけですと・・・。公共料金の
領収書はお持ちではないですか?」と言う。
引き落としにしているから、持っているハズはないし、あっても
父の名義だ。
それを伝えると、auの人は困った顔をする。
私は、なぜ、名義変更したいかを伝えると、母の携帯の利用状況を
調べだした。
「今、かなり通話をしているようなので、60歳以上プランにしますと
1分間の利用料金が今より高額になり、トータル的にも金額がUP
しますよ!」と。
そう、60歳以上プランは受け専用の人に向いているプラン。
実は私はそのことを知っていた。
ここ数カ月、携帯代の請求が上がっていたので、
調べてみたら、母が通話しているようだった。
相手は妹。
母は妹もauなので、家族通話となり無料と信じているようだった。
そのことを指摘したら、母はきっと妹にも電話をしなくなるし、
なにしろ、折角プレゼントした携帯を使わなくなったら、嫌だな。と
思っていたので、言わなかった。
アナログで昔の人間な母は、銀行のATMも使えない。
一緒に銀行に行った時、機械がしゃべった!とビックリする
母を見て、私がビックリした。
そんな母にせめて、携帯くらい使えるようになってほしかったし、
やっぱり何かあった時が心配なので、持っていてほしかった。
隣で悲しい顔をする母。
きちんと名義変更に必要なものを伝えないで、60歳以上の
プランがあるとだけ話した私。
妹とは家族通話になっていないことも伝えていなかった。
ずっと自分が通話しているのは無料だと思っていたんだもんね。
そして、基本料金がもっと安くなると思って、名義変更しようと
ずっと思っててくれた。
母に悲しい思いをさせてしまった。
私は、なぜか肝心な事を言わない癖がある。
auの人からまだ別提案が・・
通話している方がご家族であれば、その方と家族割の手続きを
されてはいかがでしょうか?
そうか!そうすれば、ほぼ、私と妹としか通話しない母の通話料金は
安くなるわけだ!
その手続きをしてもうらうことにした。
申込書を書き進める私に、auの人がまた言いにくそうに言う。
「あの~、そのご家族の方は、苗字が一緒ではないんですね。」
「ええ、妹なんですが、結婚しておりますので・・」と私。
「そうしますと、そのご家族の方とご家族だという証明が・・・」
「・・・・・・・・。」
結局、母の戸籍謄本が必要になった。
張り切って来てもらった母に申し訳ないことをしてしまった。
気持ちを切り替え、3人でご飯へ。
auショップ前のもんじゃ、お好み焼きという看板が目に入る。
もんじゃは私の大好物
お店に入り、まずビール!
そこで、父から発表が・・・
今日、新宿で二人で年に1回の健康診断を受けたらしく、
めずらしく2人共、どこも悪くなかったらしい。
母はものすごく健康だけど、ここ数年、父はどこかしら悪く、
再検査やら、簡単な手術やらを繰り返していた。
母も父の食事にはものすごく気を使っていたから、
どこも悪くなかったのは、夫婦で力を合わせた結果なんだろね。
もんじゃを食べながら、何度も「どこも悪くなくてよかった」を繰り返す。
2人共、本当にうれしそう。
今日は私の案内不足で母にちょっと悲しい思いを
させてしまったけど、とりあえず、2人共健康でよかった。
健康が一番!!
これからも、仲良く、元気でいてよね
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